トルコ語 

  
 
 


 やはりね、その国の言葉でしゃべらないと、旅じゃありません。
 日本に来ている外人からも、「アリガト」と言われると、
 うれしいものです。
 こいつ、日本のこと、好きなんやな〜。て、思います。
 
 で、今回も、果敢にトルコ語にチャレンジしました。
 「こんにちは」は、「メルハバ!」これは簡単です。
 しかし、「ありがとう」
 「テシェッキュル エデリム」が、
 うまく言えません。
 
 トルコ人に親切にしてもらった時、
 「モメント!」と言って、本を出して、
 「て、てしぇっ、てしぇっ」と言うと、
 「???」としながらも、言おうとしているコトが解ると、
 ものすごく喜んで、
 「お〜、テシェッキュル エデリム!」と、発音を教えてくれます。
 
 しかしね、テシェッキュル エデリムなんて、難しすぎます。
 「ありがとう」なんて、
 メルシーとか、グラシアスとか、グラッチェとか、
 カムサハムニダとか、ちったあ耳慣れた言葉なもんです。
 テシェッキュル エデリムなんて、とても覚えれません。
 どんだけトルコ語に馴染みが無いか、と言うことです。
 
 ところが、FBに、こないだまで出張で来ていたS君が、
 コメントをつけてくれました。
 「ティッシュくれ」て言えば、通じるよ〜。
 おお〜、聞いてもいないのに、
 こんなタイムリーなコメントをくれるなんて、
 S君もまずは、この言葉で苦戦したのでしょう。
 
 翌日「ティッシュくれ」と言えば、ズバリ通じています。
 またたくまに、「てっしゅきゅれ」と、
 より近い発音ができるようになりました。
 
 なるほど、こうやって覚えれば、ええんですよ。
 日本語だって、「あざす」とか、「あした」とか、
 「おねしゃす」とか、「さーせん」で、通じるんです。
 
 同じような覚え方はないものか?
 と、wi-fiでネットを繋ぎ、調べました。
 「おはよう」は、
 「朝に牛丼はないから、ギュナイドゥン」
 「ちょっと」てお店の人を呼ぶ時、
 バカルムスヌズ。すなわち「バカ娘」。
 
 おお〜、そう覚えると、すぐに使えます。
 朝、フロントに「牛ない丼」と挨拶するだけで、
 ぐっと親近感を持ってもらえます。
 
 あと、旅行中に必須なのが、「プリーズ」。
 基本、ジェスチャーと「プリーズ」で、通じます。
 スペイン語なら「ポルファボール」
 フランス語なら「シルブプレ」
 イタリア語なら「ペルファボーレ」
 
 トルコ語は?「ルトフェン」。
 意外に簡単です。これならカタカナで覚えれます。
 
 午前中なら「牛ない丼〜」、
 午後なら「メルハバ〜」と言って、お店に入る。
 「バカ娘〜」と言って、店員を呼ぶ。
 商品を指さして「これ、ルトフェン」と言う。
 お金を払って、「ティッシュくれ」と言って、去る。
 
 これ、完璧に演じれるようになりましたよ。

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